【実際の現場ではプロットが書けないとヤバい!?】プロットを書くとき参考にしたい幻の本
プロットが書けないものに明日はない!
プロットとは、脚本でこれから起こることを書き記したもの!
シナリオコンクールでは、どんな素人でも脚本を書くことができるが、
プロの現場で新人脚本家に求められるものはプロット処理能力。
大御所脚本家が筆を入れる前のサポート業務的なことをイメージする方も
多いかもしれないが、実際は企画段階のプロットのほうがメインだ。
つまり、放送されるかも分からない企画のプロットを書くのが仕事である。
「えー、そんなのやりたくなーい」
そんなやつに仕事は来ない。
なぜなら、その企画が通って初めて1つや2つ
連ドラの中の脚本を担当させてもらえるからだ。
だから、たまに脚本家志望の子で
「俺、プロット書かずに直接書いちゃうんすよー」
みたいな人がいるが、いざプロの世界に入るとかなり苦労する。
そんな新人のシナリオはコンクールでもない限り読んでいられないからだ。
だから、プロットについては今のうちに勉強しておこう!
だが、ここで大きな問題が!?
脚本の指南書は数あれどプロットの指南書は少ない
どんな大きな本屋にもプロットの指南書は売っていないのだ(汗)
それもそのはず、プロットについてのマニアックな本が売れるわけがないので、
店頭に置かれている確率は極めて低い。
じゃあ、もうお手上げなのか…そんなことはない。
実はあまり知られていないが、プロットだけに特化した幻の本がある。
ゼロからの脚本術―10人の映画監督・脚本家のプロット論
本書には「現代の名作」を生み出している脚本家や監督10人が登場。代表作を例に、プロットの作り方、脚本の書き方、物語との向き合い方などについて語ります。脚本家志望者だけでなく、映画ファンやドラマファンも楽しめる、より深く映画(ドラマ)を知るための一冊。
日本を代表する脚本家、古沢良太さんなど凄い人たちが
書いた脚本がそのまま読める、良い意味でありえない書籍である。
本書の中にはプロットを書かないという方もいらっしゃるが、
脚本家を目指すべきものなら一度は目を通しておいて間違いないはずだ。